CSR情報

フランスベッドでは1963年に基礎研究部を設け、素材の試験、 寝床内の環境、スプリングの構造といった基礎的な研究をはじめ、 体格や体質、寝心地や寝姿勢などから快適性はいかにあるべきか、 人間工学的な寝具の科学を追究してきました。そして1993年に スリープ研究センターを開設し、いびき、不眠症、 睡眠時無呼吸症候群などにも研究の幅を広げ、健康な生活のための快眠はいかにあるべきか、医学的な睡眠の科学も追究しております。

ホームケアの質の向上のために

本格的な高齢社会を迎え、当財団では在宅ケア推進の一環として、在宅ケアに関する研究及び事業に対する助成、並びに在宅ケアに関する調査・研究及び情報提供を行うことにより、もって国民医療の向上に寄与することを目的としております。

■研究・助成事業

在宅ケア等に関する事業推進団体、並びに在宅での医療機器・介護機器等を使用して寝たきり防止対策に関する研究に対し、一般公募により助成を行っております。また、今日的テーマに沿って国内外から専門の先生方を招き、講演会やシンポジウムを実施するほか、在宅ケアの推進や福祉機器に関する学会・研究会や調査・研究などを幅広く支援しております。さらに、活力ある長寿社会の実現等に寄与するため、スポーツや文化・芸術活動などの健康づくりや生きがいづくりに関する催しへの助成を実施しております。

家具の博物館は、人々の暮らしのなかで育まれた伝統ある歴史上の 家具を収集・保存し、家具の文化を後世に伝えるとともに、新時代の 家具の創造・研究に資することを目的として、フランスベッドグループ 各社の協力により、1972年に設立されました。2005年3月に晴海から フランスベッド東京工場敷地内（昭島市）に移転し、リニューアルオー プンいたしました。

当博物館では体験学習の場として、実物教材を使った「体験コー ナー」を設けております。木材サンプルを手に持ち、それぞれの木の 肌触りや香り、木目の特徴などを確かめたり、椅子によって異なる座 り心地を確かめたり、組接ぎの見本を使って上手く組み合わさるか試 したりしながら、さまざまな観点から木の良さや工芸技術などに理解 が深まるよう、学芸員が解説いたします。