ダイバーシティ推進の取組み
女性社員の登用、活躍躍進に向けて
現在、少子高齢化に伴う勤労世代人口の減少とともに、企業の新たな活力源として女性の活躍推進が注目されています。フランスベッドグループでは、介護福祉・インテリアという女性の感性・考え方に大きく影響を受ける事業を行っていることから、今後の事業成長拡大のためには女性社員のさらなる活躍が必要不可欠との考えのもとで、より多くの女性が働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
2016年3月期を初年度とする中期経営計画においても、成長戦略のひとつである経営基盤の強化の一環として「女性社員の活躍」を掲げ、主要子会社であるフランスベッド株式会社を中心として、女性社員の意識・意欲の変革や、男性管理職をはじめとする職場風土の改革、女性の評価登用や新たな勤務の仕組みづくりなどに取り組んでいます。
今後も女性にとって働きやすい環境づくりに注力することで、女性管理職者の増加につなげ、さらなる業績の拡大と事業の発展を目指してまいります。

具体的な活動内容
キャリアアップ研修

東京と大阪で行われた「キャリアアップ研修」では、ロールプレイングや外部講師を招いての演習などを行い、参加した女性社員の意識向上と意欲喚起を目指しています。
研修終了後に受講者全員に実施したアンケート結果では「また、このような研修に参加したい。」との声が多く寄せられました。さらに「管理職の立場、リーダーのあるべき姿等改めて考えるきっかけになりました。」「女性だからという意識が強く補佐的になっていましたが、この研修をきっかけにもっと積極的に仕事に取り組むように努力しようと思いました。」等この研修の目的でもある意識向上・意欲喚起が見られる声もありました。
ダイバーシティ・プロジェクト

本来は2014年6月に発足した「女性社員活躍推進プロジェクト」が始まりでした。2018年より女性だけでなく、多様性の中での働き方改革の一端として「ダイバーシティ・プロジェクト」と名前を変え再スタートしました。プロジェクトメンバーは1ヶ月に1度、定例ミーティングを行い働き方について議論、対策を話し合うなど活発にディスカッションを行っています。
ダイバーシティにはひとつの方向性に対して様々な視点が必要であるため、全国の各拠点や現場でヒアリングを実施し、その結果から課題抽出・対策をプロジェクト内で発案することとしています。
またダイバーシティ・プロジェクトホームページを開設し活動の情報発信やPRを行っています。