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トップメッセージ

ESG経営を推進し、
企業的成長・
企業価値向上を図る

代表取締役会長 兼 社長

持続可能な社会の実現に向けたESG経営を推進していくなか業績は増益・増収

2024年3月期第2四半期の売上高は28,366百万円で、前年同四半期比1.0%増の増収となりました。経常利益についても前年同四半期比5.7%増の、2,071百万円の増益となりました。

事業別にみると、メディカルサービス事業では、継続的なレンタル拡大に向けた営業員やメンテナンス人員の採用により、競争力の強化を図るとともに、医療やリハビリ分野などを含めた様々な展示会に出展を行い、多くの専門職や一般の利用者に商品を体験いただき、レンタルの拡大に注力しました。新商品では、ベッドフレームの長さに合わせてマットレスの長さを調節できるエアーマットレス「マルチフィットAirマットレス」を市場投入し、また、一人で納品と組立てが可能な在宅介護ベッド「RaKuDa(らくだ)」や、寝心地に拘った介護用スプリングマットレス「サイクリンマットレス」の開発を行い、11月より展開する予定です。

インテリア健康事業においては、耐久消費財への消費マインドが低下するなか、除菌機能標準搭載・エコマーク認定のマットレスやベッド型マッサージ器、電動ベッドシリーズなど高機能・高価格帯商品の販売に注力しました。新商品では、フランスベッドの最上位モデルマットレス「THE FRANCEBED」のリニューアルや、電動リクライニングベッドの新シリーズ「グランサス」、さらに、エシカルライフスタイルに調和する新しい寝具「エココンフォート電動ベッド」を展開しました。ホテル部門では、国内旅行者やインバウンド需要の回復に伴い、ホテルへの設備投資が活発化するなか、エコマーク認定商品などの販売が好調に推移しました。

メディカルサービス事業は増収増益、インテリア健康事業は減収増益

(百万円) 2023年3月期 2024年3月期第2四半期 2024年3月期(計画)
実績 売上構成比 利益率 実績 売上構成比 利益率 増減額 増減率
メディカル
サービス事業
売上高 38,053 64.9% 18,511 65.2% 39,500 65.2%
セグメント
利益
3,363 8.8% 1,553 4.4% 3,600 9.1%
インテリア
健康事業
売上高 19,949 34.0% 9,620 34.0% 20,500 33.8%
セグメント
利益
1,141 5.7% 529 5.0% 1,250 6.0%
合計 売上高 58,578 100% 28,366 100% 60,500 100%
セグメント
利益
4,485 7.7% 2,071 5.8% 4,850 8.0%

環境と社会の両軸から、
社会課題の解決をねらう

近年、高まりを見せている環境・社会問題への関心。当社グループでは、20年近く前から再資源化可能なマットレスの商品化などに取り組んでいます。環境配慮型解体システム「MORELIY(モアリー)」の2021年度グッドデザイン賞受賞、2022年度「エコマークアワード2022」最優秀賞受賞などの形で、企業努力が結実しているところです。引き続きレンタル品の廃却数削減、環境に配慮した付加価値創造への取り組みをはじめとするESG経営を推進していきたいと思います。

日本初の療養ベッドレンタルサービスを始めた契機は、必要な時だけベッドを使いたいというお客様の声でした。「自動寝返り支援ベッド」や「離床支援 マルチポジションベッド」も、変化するニーズに対応するため、新型開発・商品の見直しを行って生まれた商品です。このように当社グルーブは環境・社会問題、お客様の困りごとを、商品やサービスを通じて解決し、「社会の役に立ち、社会に貢献する企業」を目指し続けています。今後は少子高齢化が深刻な諸外国に対しても、蓄積してきた経験やノウハウを活用し、さらなる成長と企業価値向上を目指していきます。
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